(診療時間)月~金曜日:8:30~19:30、土曜日:8:30~13:00
〇女性婦人科専門医による外来は、毎週木曜日8:45~16:30に行っております〇
WEB予約システムにて、28日前からご予約頂けます。お子様から成人の方まで受診頂けます。
(ご予約方法)WEB予約システムにて、婦人科外来・子宮がん検診・泌尿器科外来枠でご予約下さい。
- こちらは、一般診察と違って、日時指定予約になります。
- お電話でもご予約を承ります。
同外来は、プライバシーに配慮して個室での診察を行い、また、小さなお子様ずれで受診される場合には、診察の間当院保育士がお子様を無料でお預かりさせて頂きます(お子様のお預かり希望の場合は、コメント欄に預かり希望の旨と、お子様の性別・ご年齢をご記入下さい)。
〇自由診療
※原則、自費診療と同日に保険診療は行うことはできません。
- ピル外来・処方(ピルに関しての詳細は下記の低用量ピルについてをご参照下さい。)当院では保険外診療の低用量ピルとしては、ラベルフィーユ、ファボワールの処方が可能です。※月経困難症(生理痛が重い)の方は、保険で処方可能です。
ラベルフィーユ、ファボワール共に診察料込みの価格:2,000円/月
- 避妊のご相談(低用量ピル)、子宮内黄体ホルモン放出システム
ミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム、避妊リング)を避妊目的の保険外診療で実施する場合の価格は初回40,000円(ミレーナ留置時)、その後のミレーナに関する定期検診2,500円/回です。ミレーナに関する事前説明が必要なため、原則一度受診頂いた後、後日ミレーナ留置となります。※月経困難症(生理痛が重い)、過多月経の方は、保険での診療が可能です。
- 緊急避妊薬、アフターピル;レボノルゲストレル錠(72時間以内に内服が必要です)
価格:7,500円/回
- 月経移動
月経を早めたい方は月経を避けたい日程の2か月ほど前にご来院ください。
月経を遅らせたい方は遅らせたい月経予定日の5日前までにご来院ください。
※処方する薬の副作用を考慮し、45歳以上の患者様への月経移動はお断りさせて頂いております。また40~44歳の患者様への月経移動に関してはドクターと相談の上での処方となります。ご了承ください。
価格:中等量ピル(プラノバール)を使用する場合、3,500円/回
- 性感染症検査(無症状の方は自費診療となります)
- 自治体による子宮がん検診
「子宮体がん」は50代の多い病気ですが、一般の子宮がん検診で見つかる「子宮頚部がん」は30代で最も多く発見されます。早期発見のために、子宮がん検診は20代から始めることをお勧めします。各自治体の受診券をご持参下さい。不正出血、腹痛などの何か症状がありがん検査を行う場合は、自由診療でなく保険診療での実施となります。
※診療時間:月~金:8:30~19:30、土8:30~13:00
女性婦人科専門医による外来は、毎週木曜日8:45~16:30のみ行っております。
・低用量ピル・緊急避妊用ピル・月経移動の処方も診療時間内いつでも可能です。
☆低用量ピルについて(OC/LEP)☆
低用量経口避妊薬のことで、ピルという呼び名が一般的ですが、英語のOral Contraceptivesの頭文字から「OC」と呼ばれています。
一方で「LEP」とも呼ばれ、月経困難症などに保険処方される低用量ピルもあります。OCもLEPも、同じ低用量ピルで、基本的な作用は共通しています。
- ピルには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つの女性ホルモンが含まれています。
- 毎日規則正しく服用する事で、ほぼ確実な避妊効果が期待出来ます。
- 赤ちゃんが欲しくなったら、ピルの服用を止めれば速やかに妊娠可能なもとの状態になります。
- 一相性と三相性の2種類のピルがあります。
- 周期投与と連続/フレックス投与があり、生理痛などの月経困難症では後者の連続/フレックス投与を選択することができます。
(ピルの種類)プロゲステロンの種類により第1~4世代に分かれ、世代によって特徴や効果に違いがあります。
第3,4世代のピルはにきび治療、多毛症の治療にもなり、第4世代のピルはPMSに対して特に効果的です。
(ピルの服用方法)
「21日間服用し7日間休む」、「24日間服用し4日間休む」28日周期と、長期服用して出血の回数を減らすものの他、長期投薬できるものもあります。
当院では処方しているOCは、ファボワール28、ラベルフィーユ28で院内処方を行っております(診察代込で2,000円/月)。
LEPは、ヤーズ、ドロエチ、ヤーズフレックス、ルナベルLD/ULD、フリウェルLD/ULD、ジェミーナ21、ジェミーナ28を保険処方しています。
保険処方されるLEPは、1シート約440~2,350円/月です。
28日の周期投与の他に、最長120日間服用を継続できる「ヤーズフレックス」
77日間服用を継続する「ジェミーナ」 があります。
(ピルの効果)
ピルには以下の効果があります。
- 避妊効果がある。
- 月経周期が規則的になる。
- 月経周期の移動ができる。
- 月経痛や月経前症候群(=PMS、いらいらなど)が軽くなる。
- 出血期間が短くなり、月経量も減る。貧血が改善する可能性がある。
- にきびや多毛症がよくなる(ピルの種類によります)。
- 子宮内膜症の痛みが軽くなる(月経痛、月経以外の下腹痛・腰痛)。
- 子宮内膜症の術後の服用で、再発が減る。
- 卵巣がんのリスクが減る。
- 子宮体がんのリスクが減る。
- PCOSに対する効果。
(ピルの副反応)
個人差が非常にありますが、下記の副反応が出ることがあります。
- 軽い吐き気
- 周期の途中に起こる軽度の出血、内服開始の頃に多く、数ヶ月で治ってくる。
- 頭痛
- 倦怠感
- 乳房の張り
- 血栓症
(血栓症のリスクも高まるため、ピルの服用が原則できない方、注意を要する方)
黄体ホルモンを主成分としており、緊急避妊薬として使われます。妊娠の可能性がある性交後、72時間以内に1錠のアフターピルを服用することで、約84%の避妊効果が期待できます。
性交から時間が経つにつれて避妊効果は下がってしまうので、なるべく早く飲むことが重要です。